お父さんじゃダメ?お母さんの手料理が子供の腸内環境をよくする理由

春分の日なのに東京では雪が積もったそうですね!
大阪でもびっくりするほどの寒さでした。
冷たい雨が降る中、
生まれて初めてお味噌づくりに挑戦してきました。

お世話になったのは大阪府の高石駅前にあるお米屋
「米紀行はたやす」さん

自然派食品を豊富に扱うお米屋さんで
季節に合わせて味噌づくり教室など
さまざまな手作り教室をされています。

味噌づくりとお母さんの手作り料理に何の関係が?
と思われるかもしれませんが、
この味噌づくり教室で聞いた話にその答えが隠されていました。

お味噌は麹カビ・塩・蒸した大豆を
手でよく混ぜ合わせて作ります。

素手で混ぜるの?
とキレイ好きな人は思われるかもしれませんが、
そこが大切なポイント。

私たちの手や体の表面には
いろんな菌がついているのですが、
お腹の調子をよくする乳酸菌もついているのだそう。

乳酸菌は私たちの身体の周り30㎝ぐらいを取り巻いていて、
もし乳酸菌が黒色をしているとしたら
私たちは真っ黒に見えるんだとか!!

だから素手で触ると食品に自分の乳酸菌が入ります。
それを口から食べることで腸内環境が整うのです。

市販のヨーグルトなどにも乳酸菌は入っていますが、
その乳酸菌は体にとっては見ず知らずのお客様。
体内には長くとどまらず、数日で出て行ってしまいます。

その点、自分の手で作った料理に入っている乳酸菌はいわば身内。
腸内の乳酸菌とも相性がいいので長く棲みついてくれます。

味噌の材料を素手でまぜまぜすることで
いい感じに自分の乳酸菌がブレンドされて、
世界で一番、私の体にやさしい味噌に仕上がるのです。

そして、お子さんがいる女性の場合、
出産の時に産道で赤ちゃんに自分の腸内細菌を渡しています。
だからお母さんとその子供さんの腸内にいる細菌は
ルーツが同じなんです。

ということは、
お母さんが手作りした料理は
子供さんの口だけでなく、腸にもピッタリ!!

お子さんにはなるべく手料理を食べさせてあげるといいですね。
味噌から手作りするのは大変なので
そこまではできる人だけでいいと思いますが…。

なお、帝王切開で出産した場合、
腸内細菌は残念ながら受け継がれません。
また、お父さんの腸内環境は子供さんに影響しないそうです。
でも別にお父さんの手料理が意味ないってことじゃないですよー。
あくまで腸内環境の話ですので、
お父さんもぜひお子さんに料理を作ってあげてください。

今日の話を聞いて、早く手作り味噌が食べたくなりました。
食べごろは半年後です。
早く秋にならないかなぁ。

>>はたやすさんの楽しすぎる味噌づくり教室レポートはコチラ

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