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忙しく働く女性の心と体をリセットする
管理栄養士の杉本 留美です
メタボリックシンドロームの方に個別の栄養相談には、一見それほど太っていない方も多くいらっしゃいます。
「自分よりもっと太っている人がいるからまだ大丈夫なのでは?」などと言われるのですが、残念ながらそうとは言えません。
大切なのは20代の時の自分と比べてどれぐらい体重やお腹周りのサイズが増えたかどうかなんです。
【目次】
体は20代でほぼ出来上がっている
女性は7の倍数、男性は8の倍数の年齢に体の変化が起きやすいというのは聞いたことがあるでしょうか?
中国最古の医学書『黄帝内経(こうていだいけい)』に書かれているもので、健康飲料のCMでも使われていたのでご存知かもしれません。
それによると
女性は7の倍数に女性としての体が完成し、
男性は8の倍数の24歳に男性の体が完成するのだそう。
2000年以上前の文献なので今の私たちにどこまで当てはまるかは疑問ですが、肉体的な成長はほとんど20代で止まるというのは本当です。※個人差はありますが。
そう考えると、20代の時に、内臓や骨格も完成しているということ。
その頃と比べて体重やお腹周りが増えると、体に何らかの負担がかかります。
内臓は脂肪に押しつぶされ、窮屈な状態で働かなくてはなりません。
膝や腰には増えた分だけ負担がかかります。10㎏増えたなら、10㎏のベルトを巻いて階段を上り下りしているということ。
何十年もそんなことを続けると、膝や腰が痛くなるのは目に見えています。
若い時は瘦せていたけれど、その頃と比べて10㎏以上も増えたという人は要注意。
もともと太っていた人よりも体への影響が大きいので、健康維持のために何らかの対策をした方がいいでしょう。
特に注意すべきはお腹周りのサイズ
体重が増えた人の中で、特に注意すべきはお腹周りにポヨンとお肉がついた人。
このお肉は、「内臓脂肪」と「皮下脂肪」のどちらかなのですが、体に悪いのは「内臓脂肪」。
内臓脂肪が増えると、血圧や血糖値が上がりやすく、中性脂肪は増えやすくなり、動脈硬化が進んで大きな病気につながる危険性が高まります!
そのため、厚生労働省が定めたメタボリックシンドロームの診断基準は、単に肥満というだけではありません。
肥満+高脂質または高血圧または高血糖が伴った状態をメタボリックシンドロームとして、メタボ健診や、その栄養支援(特定保健指導)に力を入れているのです。
メタボリックシンドロームの診断基準
■必須項目
お腹周り*
男性 > 85cm
女性 ≥ 90cm
*内臓脂肪面積 男女ともに ≥ 100cm2に相当
■選択項目(3項目のうち2項目以上に該当)
1.中性脂肪≥ 150mg/dLかつ/またはHDLコレステロール< 40mg/dL
2.最高血圧≥ 130mmHgかつ/または最低血圧≥ 85mmHg
3.空腹時高血糖≥ 110mg/dLかつ/またはHbA1c≥ 5.6%以上
なお、減量すると真っ先に減るのも内臓脂肪。皮下脂肪より落ちやすいので、早いうちにさっさと落としてしまいましょう。
内臓脂肪を燃やすには胃腸を鍛えるのがオススメ
内臓脂肪を減らす方法は食習慣や生活習慣の見直しと運動が基本。
お金と一緒で、入ってきたものの方が使うものより多いと貯まっていきます。
お金だとうれしいのですが、食べ物だと脂肪が溜まっていくのです。
そこでよく「ごはんを減らそう」「頑張って運動しよう!」となるのはいいのですが、食事量を減らして運動すると、脂肪だけではなく筋肉も落ちてしまうことがほとんど。
また、食事を減らしすぎると代謝が落ちて痩せにくくなったり、便秘になって食べたものをため込む体になってしまうことも。
おすすめなのは、胃腸をしっかり動かす良質なエネルギー源を摂ること。
具体的にいうと「ごはん」です。
ごはんは糖質なので太るのでは?と思われるかもしれませんが、実は立派なダイエット食。
・ごはんに含まれる脂質はわずか2%
・ごはんに含まれる塩分はゼロ
・ごはんを食べると満腹感を得やすいため、食べ過ぎを防げる
・ごはんは腹持ちがいいため、間食を減らす効果が期待できる
・ごはんは粒状なのでよく噛んんで食べるため胃腸が動きやすい
胃腸がよく動くと体内で脂肪が燃えやすく、お腹周りから痩せやすくなります。
ただしこの食べ方には注意ポイントが!!
・食事の中心はごはんとみそ汁
・メインのおかずは1品ていど
・味噌汁には緑黄色野菜や根菜類を入れ具だくさんに
いわゆる一汁一菜にすることが大切です。
この食事法を続けると、糖質の割合が適量になり、脂質の割合が減って脂肪が体の中で燃えやすくなるんです。
ごはんは白ごはんでもいいのですが、雑穀を混ぜると食物繊維やミネラルが加わるのでおすすめ!
短期間で体質改善するなら「食べる断食® 若玄米リセットプログラム」
短期間で体質改善したい方は、若玄米に雑穀を混ぜたごはんに味噌汁というシンプルな食事を10日間続ける「食べる断食® 若玄米リセットプログラム」もいいでしょう。
これはダイエットを目的としたプログラムではなく、体に溜めこんだゴミを出し切って体質改善をするというデトックスプログラム。
若玄米という生命力とデトックス力が高い玄米に、デトックス力を高めるブレンド雑穀を加えたごはんを1日2合、味噌汁と一緒に食べ続けるんです。
この食事法では胃腸がとても活発に動くので、食事中にお腹がポカポカするのを感じます。うっすら汗をかくという人も。
お腹がポカポカするという状態は、胃腸が体の中でエクササイズしているということ。食べていること自体が体にとって運動となるため、自然とお腹の脂肪が減っていくんです。
このプログラムを試した方は、お腹周りのサイズが気になる人ほど、サイズの減り幅が大きいという傾向がありました。
私はメタボではありませんでしたが、10日間でお腹周りが4.5㎝も減りましたよ!!
>>その時の結果報告がコチラ
食生活や運動の見直しが大切なことはわかっているけれど、習慣化させるのは難しい。
そう感じている方には習慣化のきっかけとして「食べる断食® 若玄米リセットプログラム」はおすすめです。
「1日2合も食べたのに痩せた!」
「お菓子がやめられなかったのにやめられた!」
「毎日、お腹周りが減っていた」
といった声が寄せられています。
>>「食べる断食® 若玄米リセットプログラム」のお客様口コミはコチラ
興味がある人はお気軽にお問合せ下さいね。
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では、今日もおいしく食べて、元気に過ごしましょう!