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忙しく働く女性の心と体をリセットする
管理栄養士の杉本 留美です
お盆でしたね。
旅行に出かけていたのでブログをお休みしていましたが、今日から再開します。
栄養士になってから3年半は病院勤務をしていたので、お盆もお正月も仕事でした。フリーになって初めて迎える今年のお盆は、鳥取県の大山と境港に一泊旅行!!!!
大山は中国地方の最高峰ですが、実は海もすぐそこ!山の幸も海の幸も満喫できるステキな場所でした。
旅行中に食べた旅ごはん
大山そば
ソフトクリーム
大山どり骨付きもも肉のスパイシーローストやベーコンやソーセージ
わかさぎの天ぷら
おぼろ豆腐1丁丸ごとサラダ
蒜山焼きそば…
境港はおいしい海鮮丼のお店がいっぱい!カニがおいしい季節にまた来たい!!
海鮮丼とカニのお味噌汁
食べたいものを食べて
見たいものを見て大満足!
ただ、お気付きかもしれませんが、食事内容はあまりバランスがよくありません。
・そばや焼きそばなど、炭水化物中心の食事をしている
・米を1回しか食べていない
・野菜をほとんど食べていない
・肉などのタンパク質をとりすぎている
いつも仕事では「バランスが大事」って言ってるくせに?!という声が聞こえてきそうですね。
でも、それは日常的に食べる食事の話。旅行中の食事はちょっと違うんです。
旅行の食事を思いっきり楽しむコツ
観光旅行などの特別な場合は、その土地、その場所、その時間を楽しむことを最優先にすればいいと思います。
食べたいものを食べることで、ワクワクしたり、好奇心を満たしたり、コミュニケーションが生まれたり…。
食事において栄養バランスは大切ですが、それが全てではありません。大切なのは、メリハリ!
旅行や会食などの非日常的な食事は、心を満たしてくれるもの。好きなものを食べて、楽しく会話して思いっきり楽しみましょう。
いつもと違う食事は生活を豊かにしてくれます。
非日常的な食事を楽しむためには日常食が大切!
一方で、日常的に食べる食事は体を整えるためのもの。
毎日食べる基本となる食事はごはんと具沢山の味噌汁をベースにしましょう。
栄養的に好相性のごはんと味噌汁という組み合わせに、あと一品、肉、魚、卵、豆腐などのタンパク質メインのおかずを加えれば十分。
頑張ってメニューを増やしたり、食材の数を増やさなくても大丈夫です。品数の多さがバランスの良さではないので、日常食は量より質にこだわって食べてください。
ごはんの量は全体の60%以上が目安。ごはんをしっかり食べると、よく噛むので胃腸が活発に動くようになります。
また、ごはんをたっぷり食べると満腹感があるので、おかずの食べ過ぎを防げるんです!
おかずには脂肪や塩分が多いものも多いですよね。時には添加物が入っていることも。食べすぎは胃腸に負担がかかってしまいます。
その点、ごはんには脂肪が2%しかはいっておらず、塩分は含まれていません!献立全体のバランスをとるにはとっても優秀な食材なんですよ。
日常的にごはんと味噌汁中心のシンプルな食事を続けていると、体が必要な栄養で満たされるので、自然と食べすぎることはなくなります。
だから旅先などでたまに好きなものを食べても大丈夫。帰宅後にまた、シンプルな食生活に戻せばいいのです。
私も昨夜は特にシンプルに、ごはんと具沢山のお味噌汁とプチトマトの一汁一菜にしてみました。ごはんは旅先で買った黒豆入り。数日かけて体を栄養で満たしていこうと思います。
食事で大切なのは非日常的な食事と、日常的な食事のメリハリですよー!
ただし、日常的に旅している方や、旅行期間が長い方、仕事で出張が多いという方は、旅先でも栄養バランスに気をつけましょうね。
そんな方はこちらの記事もご覧下さい
>>出張中のホテル暮らしでもバランスよく食べるコツ「糖質中心の食事を避ける」 1/3
>>出張中のホテル暮らしでもバランスよく食べるコツ「ごはんを食べる」 2/3
>>出張中のホテル暮らしでもバランスよく食べるコツ「野菜不足を解消」 3/3
では今日も、おいしく食べて、元気にすごしましょう!