IQの高い子供に育てたいなら、ごはん食がおすすめ!

 
大阪・京都・神戸など関西を中心に活動中!
忙しく働く女性の心と体をリセットする
管理栄養士の杉本 留美です

 
昨日、メタボリック症候群の方に保健相談をした時
とってもうれしいことを言われました。

その方は「保健相談なんて受けない」と
会社からの通知を無視していたのだそう。

ところが保健相談を受けた同僚から
「お前も話を聞いた方がいい」と勧められて
受けることにしたのだとか。

そして、その同僚の方に保健指導をしたのが
なんと私、杉本だったというのです。

「おー!!」なんてうれしい偶然。

健康について専門家の意見を聞こう
そんな一歩を踏み出す
きっかけになれたなんて♪

保健指導員は何人もいるのに、
この方を私が担当できたこと、
同僚さんが私の名前を覚えてくれていたことに
とっても感謝したい気持ちになりました。

前置きが長くなりましたが
ここからが本題です。
 
 
 

朝にお米を食べる子供の方が賢くなる?!

朝食はパンというおうちが増えていますね。国の統計でも、パンに使うお金が4年連続で米を上回っています。

忙しい朝は調理いらずで食べられるパンの方が、手軽でお皿も汚れにくいですもんね。ただ、ごはんを食べると賢い子供が育つと聞いたらどうでしょうか?

朝食の主食の種類と脳の発達やIQ(知能知数)との関連性を調べた研究によると、ごはんを中心に食べる子供は、パン食が多い子供や、米+パン食両方を食べる子供に比べて、脳の成熟度が高いことがわかりました。

IQを比較しても、ごはんを中心に食べる子供は、パンを中心に食べる子供より高いという結果になっています。
 
 

ごはん食はどうして脳の発達やIQに影響するの?

ごはん食がパン食に比べて脳の発達やIQに影響した理由について、研究では以下のように分析しています。
 

1.ごはんはパンよりも効率的で長時間にわたって脳のエネルギー源になるため

ごはんはパンに比べ、ゆっくりと脳のエネルギー源として利用されます。子供がごはんやパンなどの主食からエネルギーを利用する率は大人の約2倍!脳にとって燃費のいいごはんはすこやかな成長に必要ってことですね。
 

2.脳の成長を抑える脂質がごはんはパンより少ないため

ごはんの脂質は2%ですが、パンは食パンでも約15%、クロワッサンやデニッシュになると50%前後も脂質が含まれています。パンにはバターを塗ることも多いので脂質の割合はさらに上昇!

脂肪の割合が高いと、脳の発達低下させるということが研究により示されています。ごはん食はパン食よりも脂質の割合が低い傾向にもあるので、その点が脳の成熟に影響しているのかもしれません。
 
 

朝食をごはんに変えますか?変えませんか?


この研究は健康な子供(5歳~18歳)を対象に行ったもので、必ずしもすべての子供に当てはまるかどうかはわかりません。ごはんやパンと一緒に食べるおかず、食べる量、食事時間、一緒に食べる相手などが栄養している可能性もあります。

一般的にごはん食の方が準備や片付けに手間がかかるので、ごはん食を用意できる家庭は、親が料理にかけられる時間が多い傾向にあるのかもしれません。そういう家庭では、親が子供と接する時間も長く、会話が増えたり、宿題を見る機会も多かったりして、結果的に脳の成長やIQの向上につながっているということも考えられます。

いずれにせよ、主食をごはんにすると子供の成績が上がるかもしれないとしたら、うれしくありませんか?高額な塾代や参考書代に悩む方は、ごはんを食べる朝食を見直してみてはいかがでしょう。

ちなみに私が子供時代に食べていた朝食は…パンでした。後悔先に立たず。

管理栄養士になってからは、ほぼ毎朝、ごはんとみそ汁を食べていますが、パン食をしていた頃より、腹持ちがよくなり、体温が高くなり、肌ツヤがよくなりました。大人の女性にとってのごはんは食べる美容液だと思います。

では、今日もおいしく食べて、元気に過ごしましょう!
 
 
※この記事は日本健康食育協会からご紹介いただいた資料「なるほど!米の新発見~脳に働く米」を参考に作成致しました。
データ参照元
Breakfast Staple Types Affect Brain Gray Matter Volume and Cognitive Function in Healthy ChildrenPLOS ONE 2010:volume 5:issue 12:e15213
 


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