がんばらない料理で健康をサポートする
管理栄養士の赤松留美です(*^^*)
心も体もラクになる「節約ごはん」のポイントについてご紹介。
この記事では
時間の節約
「片づける」について書きたいと思います。
1.お金の節約
2.時間の節約
・まとめる
切り置き、洗い置き、作り置き、まとめ買いなど
・まかせる
キッチングッズ、調理家電、食材宅配サービス、家事代行サービスなど
・片づける ←今日の記事はコレ
冷蔵庫の整理、キッチン導線の見直しなど
・準備する
メニューを立てる、買物リストを作るなど
3.資源の節約
【目次】
- 時間の節約ポイント「片づける」とどんないいことが?
- 冷蔵庫を「片づける」
- キッチン周りを「片づける」
- キッチン動線を整理する
時間の節約ポイント「片づける」とどんないいことが?
1.いらないものを捨てて、
2.いるものの場所を決めて、
3.わかりやすく配置する
こと
1番が「整理」
2番、3番が「整頓」
3つ合わせて「整理整頓」です。
片づけると以下のようないいことがあるんですよ。
1.家事の効率が上がる
どこに何があるかわかるので、作業効率がアップ!
2.掃除が楽になる
・いらないものがないのでキレイな状態を保ちやすい
・気の流れがよくなり運気もアップ
3.経済的な無駄がなくなる
・2度買いが減る
・片づけることで心も整理され、ストレス解消のための無駄遣いが減る
他にも、精神的に安定する、集中力が上がるなどメリットはいろいろ
では具体的に「節約ごはん」ではどこをどう「片づける」といいか、ポイントを見ていきましょう。
冷蔵庫を「片づける」
「節約ごはん」にかかわる片づけといえば冷蔵庫。時間もお金も節約できる冷蔵庫の片づけ方をご紹介します。
1.ものを全部出して冷蔵庫を掃除
2.「いるもの」と「いらない」ものに分ける
3.置く場所を決めて戻す
とりあえずこれだけできればOK!
中身をすべて把握することで、どれだけ無駄なものを買っているかわかります。わんさか出てくる小袋調味料や、使用頻度の低いソースなど、化石化して存在も忘れていたものが多いことに気づくでしょう。
このステップ、どこかで見たって思いませんか?
そう、基本は「お金の節約」と同じなんです。
お金の場合は
2.無駄を減らす
3.何にどれだけ使うか決める
ね、似てるでしょ。
お金を節約する場合も、時間を節約するため片づけをする場合でも、現状を把握するところから始めるのが近道なんですよ。
これは冷蔵庫以外の場所を片づける場合も同じなので覚えておいてください。
どこに何を入れるか、詳しくはまた別の機会にご紹介しますが、ザックリこんな感じ。
冷蔵室
温度3~5℃
チルド室0~1℃
1段目
出し入れしにくいのであまり使わないものを入れる。私はコロナ支援で大量に買った味噌を入れてます
2段目
上の方の段なので軽いものを入れてます。海苔や納豆など
3段目
使いやすいエリアなので余ったおかず入れ、今日使う食材などを入れています
4段目
毎日使うものはここ。左側に朝食セット(味噌、刻みネギ、ヨーグルト)、右側の鍋には朝のみそ汁用に余った野菜を入れた鍋を入れています。
チルド室
引き出し式になったチルド室は冷蔵室(3~5℃)より温度が低め(0~1℃)。鮮度を保ちやすいので傷みやすい肉や魚、ゆでた麺、発酵の進行を抑えたい発酵食品などをいれる。
私はチーズや酒粕、練り製品やソーセージなどを入れています
ドアポケット
温度5~5℃
ドアの開閉で温度が上昇しやすいので、調味料や飲み物など、温度変化に強い食品などに
野菜室
温度4~5℃
野菜の鮮度や水気を保つ温度と湿度に設定されています。野菜はもちろん、米などの穀類、ペットボトルの収納も
冷凍室
温度-18~-22℃
長期保存が可能な場所。まとめ買いしてすぐに食べない生鮮食品は新鮮なうちに保存を。炊いたご飯、茶、コーヒー、ハーブなども冷凍可能
冷蔵庫がこんな状態だと使いにくい上、使い忘れ、ダブり買いなどをしやすくなり、無駄遣いの原因に。一度整理するといいでしょう
2.奥に何があるかわからない
3.同じカテゴリーのもの(飲み物)が複数の棚にある
冷蔵庫は奥が深い!
また詳しく調べてご紹介します。
キッチン周りを「片づける」
キッチン周りは調理する際の仕事場。すっきり整理整頓すれば効率も上がって時間の節約になります。そのステップはこんな感じ
2.出しておくものはメーカーをそろえて見た目をすっきりに
3.置く場所を決めて戻す
例えばコンロ周り
出しておくものは頻度の高いもの
フライパンやフライ返し、お玉など
調味料入れなどは同じメーカーでそろえると見た目がすっきりします
お玉やターナーも同じメーカーなら出しっぱなしでもきれい
しまうものはまとめて出しやすく
カトラリーは仕切りを作って種類別に収納
高いところに入れるものは取っ手付きで取り出しやすく
食器棚は奥も取り出しやすいよう、大きいお皿は100均一のファイルスタンドなどで立てると便利
食器棚上部のデッドスペースも100均や300均小物で活用
見た目すっきりでも使いやすいキッチンを目指しましょう!
キッチン動線を整理する
より快適に家事をこなすために、見直したいのはキッチン動線。キッチンでの家事は大半が調理なので、調理にかかわる動線をスムーズにすることで時間を節約できます。
調理する時、立ち寄る場所を考えてみましょう。
1.冷蔵庫(食材を出す)
2.シンク(食材を洗う)
3.調理台(食材を切る)
4.コンロ(食材を加熱する)
5.食器棚(配膳する)
これらの場所を行ったり来たりしなくてもいい配置が大切。特に冷蔵庫、シンク、コンロの位置が大切。
ワークトライアングルという言葉をご存じでしょうか?キッチンリフォームなどでよく使われる言葉で、シンク、コンロと冷蔵庫の前側の中心点を結んだ線のこと。ワークトライアングルの線の合計の長さが3600mm~6000mmであると使いやすいキッチンと言われています。
キッチン動線は横並びよりもトライアングル(三角形)がいいとされているので、シンクや調理台の後ろに冷蔵庫が置けるならそのように配置するのがおすすめです。
今お住まいのご家庭ではそのようになっていない、という方もあるかもしれませんが、家具の位置を変えられる方、これから引っ越しやリフォームを考えている方は意識してみてください。
そんな大掛かりな変更はできない、という方は、作業に必要な道具を近くに置くことから始めましょう。
2.食材を切る調理台の近くに包丁やまな板、切った材料を入れる容器を置く
3.ゴミが出やすい調理台まわりにゴミ箱を配置し、ゴミ袋も近くにストック
4.食材を加熱調理するコンロの近くに調味料や調理器具を置く
5.米を洗うシンクの近くに米、ザル、炊飯器を置く
など。
普段、必要以上に動いていないか確認しながら、できることから変えていきましょう!
すっきり片づけて時間を節約
どうですか?今日から始められそうなことはあったでしょうか?
キッチンを片づけると、毎日の家事にかかっている時間がかなり節約できます。時間だけでなく、無駄に2度買いしていたものや、使い忘れて賞味期限切れになってしまったものも減らせるのでお金の節約にも。
また、風水的に言うと、キッチンは金運をつかさどる場所。キレイに保つことで金運もアップするそうです。
スッキリ片付けて、時間をお金を両方ゲットしましょう!
それでは、今日もおいしく食べて、元気に過ごしましょう!!
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