便秘や下痢などの不調が1ヶ月以上続くのに、原因となる疾患や炎症が見つからない過敏性腸症候群(略してIBS)。
その症状を悪化させる要因のひとつと言われる、FODMAP(フォドマップ)という発酵性の糖質に着目して、高フォドマップ食と低フォドマップ食の献立を作ってみました。
高フォドマップな朝ごはん
●トーストの小麦とプロセスチーズ
●スープの豆とセロリと固形コンソメ
●りんご
●ヨーグルトとはちみつ
これらは過敏性腸症候群の人の腸で下痢や便秘をおこしたり、大量のガスを発生させておならやお腹のはりの原因になる可能性がある発酵性糖質を多く含む食品。
でも、腸内環境に悪そうなイメージはそれほど思いませんか?むしろ、整腸作用があると言われる食品も多く含まれています。IBSの人の中には、腸によかれと思って高フォドマップ食品を積極的に食べて、かえって調子を悪くしている人も。
こういう食事が多い人はこんな食事にしてみると変化があるかもしれません
低フォドマップな朝ごはん
●お米
●卵
●きゅうり
●みそ汁のみそ、キャベツ、ほうれん草、にんじん
●いちご ※一部甘いいちごは高フォドマップなこともあります
これらはフォドマップが少ない低フォドマップ食品に分類されています。
フォドマップを多く含む食品を避けることで、IBS患者さんの7割に症状の改善が見られたというデータがあります。
フォドマップがIBSの原因の全てではありませんが、人によってはお腹の調子を良くする手がかりになるかもしれません。
フォドマップについて詳しくは動画でごお伝えしています。食品カテゴリー別の高フォドマップ、低フォドマップ食品や、実際に私が作った高フォドマップ・低フォドマップな献立の昼ご飯、夜ご飯献立もご紹介。よろしければご覧ください
>>過敏性腸症候群(IBS)の人におすすめの食事 FODMAP(フォドマップ)とは?
過敏性腸症候群って何?という人はこちらの動画もご覧ください。
>>過敏性腸症候群(IBS)の方におすすめの食事と生活習慣
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