以前、フォロワー様からこんな質問を頂きました
「納豆菌は熱に弱いからアツアツご飯に乗せない方がいいですか？」
実は、納豆菌は80℃の熱にも耐えられるので、アツアツご飯に乗せても大丈夫
ただしナットウキナーゼという酵素は50℃以上で活性が鈍くなり、70℃でほぼ働きを失ってしまいます
ナットウキナーゼは血栓を溶かしやすくする働きがある酵素。脳梗塞や心筋梗塞を予防する効果が期待できます
血栓は夜に作られやすいため、夕食で摂るとより予防効果が高いとされています
なのでナットウキナーゼの健康効果も得たいなら、アツアツご飯には乗せず、夜に食べる方がいいのでしょう
ただ、納豆に血栓予防効果は期待していません、という人は、好きな食べ方をしていいと思います
「こんな食べ方した方が栄養的にいい」という情報は確かにおもしろいですよね
私も栄養学を学んですぐの頃は、あれとこれはダメ、これはこうした方がいいと、あれこれ気にしていました
でも、最近は「おいしい」と感じるかどうかという気持ちを大切にするようにしています
ご飯は冷たい方がいいとか、味噌汁はぬるい方がいいなどの情報もありますが、それでも私はアツアツご飯に温かい味噌汁が好き
昔から食べられている方法は、科学的根拠がなくても、日本人の体には合っているのではないかと感じています
栄養を損ねない食べ方の情報は必要に応じて取り入れつつ、「おいしい」と思う方法で楽しんで食べることを大切にしてください
【朝ごはん】
雑穀ごはん
納豆
味噌と人参エノキの味噌汁
幸水
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