ダイエットする時、体重を減らすことばかりに気にされる方がいます。食事を抜く、お米を抜くなどして、1、2kg減ったことに達成感を感じるのです
でも、何が減ったのかに気づいているでしょうか?減ってほしいのは脂肪だと思いますが、脂肪はそんなにすぐに減りません
脂肪1kgを減らすには7200kcalを消費する必要があります。1日2000kcalとる人なら、3.6日分。それほどの食事量に相当する脂肪が急に減るわけはありません
お米を抜いてすぐに減りやすいのは水分。身体の中の約60%を占める水分の一部は、グリコーゲンとして蓄えられている糖質と結びついています
それらは糖質制限すると糖と一緒に体外へ排出されるのです。その重さが大体2-3kg程度。大切な潤いが減っているのです
その後も体重が減る場合がありますが、食事制限による減量時は脂肪以上に筋肉が減りやすくなります。なぜなら、筋肉の方が維持するのに多くのエネルギーを必要とするためです
減量を続けると、骨も弱くなります。骨は常に作り替えられているのですが、食事制限でエネルギーや骨の材料や減ると、骨も作られにくくなるからです
ダイエットをして、体重は減ったけど肌が乾燥しやすくなった、冷えやすくなった、疲れやすくなったなど、体調の変化を感じる人は要注意
減っているのは水分や筋肉、骨など、身体にとって大切なものかもしれません。それらは脂肪より重いので、減ると体重も減りますが、それらを減らして体重を軽くしたいでしょうか?
キレイになるため、健康のために減量するなら、身体の重さばかりに目を向けるのは危険です。体重を減らすより、お腹周りのサイズを減らすことに意識を向けましょう。そこには脂肪がつきやすいからです
バランスよく食べるとお腹周りの脂肪は減りやすくなります。ズッシリ重いけどキュッと引き締まった、ステキなボディを目指してくださいね
【朝ごはん】
雑穀卵かけご飯
↑長野県の俵屋さんの麹で作った
醤油麹が甘くておいしい!
人参さつまいも豆苗と玉ねぎの味噌汁
バナナヨーグルト
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