「食べる黒豆茶」はおいしくて環境にも優しいホールフード

 

先日、鳥取旅行に行って時、自分用のおみやげに「食べる黒豆茶」を買いました。

黒豆を湯呑に入れてお湯を注ぐと黒豆茶になって、飲んだ後の黒豆はそのまま食べられるというお茶です。

ほんのり香ばしくて飲みやす黒豆茶はノンカフェイン。体を温めてくれるので、妊婦さんや子供さんにも人気がありますよね。


 
黒豆は黒大豆とも呼ばれる大豆の一種。色が黒いのは、ポリフェノール「アントシアニン」によるものです。アントシアニンといえば、抗酸化作用、血流の改善、血圧の抑制などの効果を期待できる成分。

つまり、黒豆は大豆の栄養にポリフェノールが加わった栄養満点の食材なんです。

黒豆茶にはアントシアニンをはじめ、カリウム、カルシウム、鉄分などのミネラルも溶けだしています。

飲むだけでもいいのですが、せっかくならまるごと頂かないともったいない。普通の黒豆茶だと出がらしの黒豆は固くて食べにくいのですが、「食べる黒豆茶」ならしっとりやわらかくなるんです。

全て食べれば水に溶けない不溶性食物繊維などの栄養も摂れますし、ゴミも出ないので環境にもやさしい。いいことづくめですね。
 
 
どんな食べ物でもそうですが、成分だけや一部分だけを食べるより、素材をなるべくそのまままるごと食べると、素材の栄養素がしっかり摂れるんです。

精製、加工されていない食べ物は「ホールフード」と呼ばれ、健康志向、自然志向の方は特に意識して選ばれています。お米なら玄米、小麦なら全粒粉、野菜なら皮や葉っぱ、根っこごと、魚は切り身より小ぶりのものを食べるなど。

日本語では「一物全体食」と呼ばれ、古くからなじみのある食べ方です。私たちは自然と「ホールフード」をよく食べてきたのですが、和食離れによってその機会は減りつつあります。

大きな魚の切り身、肉、もともとの素材の形がわからない加工食品ばかり食べていませんか?そういう方は一度、「ホールフード」を意識して選んでみてはいかがでしょうか。食べ物のいのちをまるごと頂いていると感じられると思います。

食べる黒豆茶はまさに「ホールフード」。お湯を注ぐだけなので気軽に食生活に取りいれられますよ。

 
 
ちなみに、食べる黒豆茶を買ったのは鳥取県なのですが、原材料表示をよく見てみると「国産」としか書かれていませんでした。さては鳥取県産ではないなと思い、ネットで調べてみると、普通に楽天やamazonで買えることが判明。産地は分かりませんが、国産であることは間違いないみたいです。ま、いっか。

 

 

1袋540円なのですが、送料無料になるのは5袋セットからみたいです。ただ、家族で飲むとけっこうあっという間になくなりそうなので、5袋ぐらいかってもいいかも。

 

鳥取県のお隣、島根県の銘菓「若草」と一緒に頂きました。若草はふっくらした求肥に、若草色の寒梅粉をまぶした人気の和菓子。上品な和菓子にも黒豆茶はよく合いますね。

お茶を飲んだ後に食べられるので、適度に小腹が満たされるところも気に入ってます。興味のある方は、お店で見かけたら買ってみて下さい。

 

では、今日もおいしく食べて、元気に過ごしましょう!