「ああしておけばよかった」と思わないために

今日は身体ではなく心の話です。

結婚以来、毎週、電話をしている母が、先日ポツリと言いました。「あんたの結婚が遅くてよかった。おかげで2人であちこち旅行に行けた」と。

私の初婚は43歳。遅い方なので、母はさぞかし心配したことでしょう。ただ、独身が長かった分、母とは随分2人旅をしました

軽井沢、天野橋、金沢…あの時は雪が降ってきれいだった、あの街で食べたお汁粉がおいしかった…と話す母。もしかしたらまた旅行に行きたいのではないだろうか、と感じました

でも、やっと嫁いだ娘を旅行に誘うなんてとんでもない、と思っていた様子。「旅行、行く？」と私から誘うと、「いいの？！」と驚いていました

父を亡くし、私が結婚し、75歳で人生初の一人暮らしをすることになった母。コロナ禍もあって人と会えない日が続き、気持ちが落ち込むとよく話していました

来月79歳になる母。旅行に出掛けて、ごちそうをおいしく食べられる時間は、あと何年あるでしょうか

正直、いい思い出ばかりではない母との関係。毎週の電話を重荷に感じることもあります

でも、離れて暮らす母の心の変化を感じることができるので、続けてきてよかったです。おかげで今回も、母からのサインをキャッチできました

忙しいと後回しにしてしまうことって、よく考えたら数十分の電話や、数日の旅行でできることなのですね。それって、心の健康だけでなく、身体の健康にもいえるかとかもしれません

今から、母も私も行きたい！と思える場所に、大阪と千葉から、現地集合して旅行します。行ってよかった、という思い出にしたいです

こころよく送り出してくれた旦那さんにも感謝。どこへ行くかは、次の投稿でお知らせします。3連休明けの火曜日、どうぞお元氣でお過ごしください

【朝ごはん】
雑穀ごはん
醤油麹納豆
紅あずま、人参、キャベツ
しめじの味噌汁
柿

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